20210609ポストコロナ期における新たな学びの在り方について(第十二次提言)について

全日本私立幼稚園連合会からお知らせがありました。

詳細からご覧ください。

この度、教育再生実行会議からポストコロナ期における新たな学びの在り方について(第十二次提言)(令和3年6月3日)がありましたのでお知らせいたします。

これは、昨年の5月に全日本私立幼稚園連合会及び全日本私立幼稚園PTA連合会が自民党秋季入学検討WTに対して意見書(新型コロナウイルス感染症への対策の一つとして議論された「秋季(9月)入学」)を提出したことを受けてのことになります。

なおこの提言の中では、今後の望ましい在り方として、児童生徒の一時的な急増に対応するための教師・施設の確保、入学・卒業の時期の変化に伴う社会の様々な面への影響といった移行期における課題が解決されないほか、幼稚園も入園開始年齢を前倒しする場合、教育課程に基づく教育活動の在り方や、多くの幼稚園・保育所等の運営への影響といった課題も生じることなどが記述されています。

また、仮に初等中等教育段階の学校を秋季入学へ移行させることとした場合、国民生活や社会全般に大きな影響を及ぼすことになるため、国民や社会において十分な理解と協力を得ることが不可欠であること。

全ての学校種で一律に秋季入学へと移行するのではなく、まずは大学等における入学・卒業時期の多様化・柔軟化について、産業界における新卒一括採用やメンバーシップ型中心の採用・雇用慣行の改革と併せて、取組を進めていくこと。

その際、大学への飛び入学の制度は高等学校卒業資格が得られないとう現行制度の隘路については、早急に制度を改善する必要があります。こうした取組の進捗状況や検証等を踏まえ、将来的に、初等中等教育段階も含め更に議論することが適当と考えると記述されています。

よって上記の文書の通り、幼稚園等の秋季入学に関しては、将来的に更に議論することとなりましたのでお知らせいたします。

該当部分のページを抜粋致しますのでご確認下さい。
なお、全体版をご覧になる場合は、以下にアップされています。

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/pdf/dai12_teigen_1.pdf(本文)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/pdf/dai12_teigen_sankou.pdf(参考資料)

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